ハンガリーの国産自走砲ズリーニィは2タイプあり、75mm砲を搭載したズリーニィIと、105mm砲を搭載したズリーニィIIがありました。
しかし、ズリーニィIは計画だけで量産されず、実際にはズリーニィIIのみが量産され、実戦に投入されました。今では、どちらのタイプも、ブロンコからプラキットが発売されています。
写真は、ズリーニィIIのボトンドモデルのレジンキットで、10年ほど前に作った作例です。ボトンドモデルはハンガリーのレジンキット・メーカーでした。
また、同じハンガリーのニムロッド対空戦車もホビーボスからプラキットが発売されています。
さらに、チャバ装甲車のプラキットもホビーボスから発売されています。
加えて、トルディ軽戦車のプラキットもI、II、IIIの各タイプがホビーボスから発売されています。
一方、ハンガリーの戦車トゥランだけはプラキットがなく、ボトンドモデルのキットを10年ほど前に作りました。そのトゥランIIの作例写真をあげときます。
トゥランには、40mm砲搭載のトゥランIと75mm砲搭載のトゥランIIがありますが、ボトンドモデルのキットはトゥランIIです。
トゥランIのレジンキットは、CZmodelがだしていましたが、今や入手難です。が、出来はイマイチなのでプラキットが出るのを待ちたいです。
このトゥランのキットが発売されると、ハンガリーの主要なAFVはプラキット化されたことになります。
自走砲タイプをキット化している、ブロンコが出しそうですが、なぜ、ださないのでしょう。もしかして、価格が1万円くらいになってしまうので、キット化をためらてるのでしょうか??
ロシアのクビンカ博物館に実車が現存している(写真)ので、タミヤが出さないかと私は密かに思っています。
でも、そのまえに、タミヤはフンメルを出さなきゃですね。