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Channel: Modell Studio "Gelb und Grau"
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今回の「真田丸」を見て

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今週の真田丸ですが、いろいろ考えさせられました。

・信幸の妻、こうは侍女になっていた・・

離縁されたおこうは、真田家に残ることに。戦国時代なので、離縁しないで、側室になればいいのにと思ってしまいましたが、現代風には、離縁なんでしょうか。実際、側室はいたようで、信幸の息子たちは、小松姫と、側室から生まれています。しかし、小松姫によって、信幸は徳川方となったことは真田家の存続に大きな力となりましたね。おこうさんは、貧乏神みたいな感じですが、今後も登場するとなって、なかなかこれからも期待できますね。

・茶々は傾国の美女?

傾国の意味がちょっと違うかもしれませんが、小谷城、北ノ庄城、大坂城と、落城を3度経験するんですよね。
そのたび、肉親を失っている・・・
妹のお初(京極氏の嫁)も大津城の落城を経験していますから、この姉妹はやや呪われたところがありますね。

・困った時の秀長と吉継・・・

何かに困った時の秀吉政権の知恵袋、一筆かいてなんとかなるのは、秀吉の弟の秀長に、石田三成を補佐する大谷吉継だということが、よくわかりました。秀次が病死し、大谷刑部が病を得てしまってから、秀吉の暴走がとまらなくなったのでしょうか。秀次の一族皆殺し、関ヶ原後の秀秋の狂死?、秀長の養子秀保も若死にしているし、豊臣家の血も呪われているのでしょうか。小早川家なんて、毛利家の犠牲になって秀秋を養子にもらって、お家断絶になっているとは、名将、小早川隆景も可哀想ですね。

宇喜多家の家臣団のもめごとがなかったら、戸川達安、明石全登のいる宇喜多軍は精強だったはず。
関ヶ原では、宇喜多、小早川、立花宗茂、島津といった、朝鮮で名を挙げた軍勢がそもそも西軍として本来の力を発揮していたら、どうなっていたか?、わからなかったでしょう。

宇喜多・・・家臣団の出奔
小早川・・・裏切り
立花・・・大津城攻めで関ヶ原に間に合わず
島津・・・三成と確執があり、戦闘終了後の敵中突破のみ

特に、宇喜多、小早川、立花の軍勢は、碧蹄館の戦いで明軍を釣り野伏せで破った精鋭です。

清正「お前(三成)には情というものがないんだよ」
吉継「そなた(三成)には、人望がない」

結局そこだったんですね。関ヶ原は・・・


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