町田から横浜線で長津田へ。僕が住んでいた時と違い、駅前に大きなロータリーにタワーマンションができていた。
田園都市線も当時は水天宮前行きだったのが、いまでは半蔵門線が延伸して、押上行きに。途中の藤が丘で駅そばの昭和大学藤が丘病院を見る。ここは、長男が生まれた病院だ。あの日は、寝ずにタミヤのティーガーを作っていたな。
さて、田園都市線で長津田から渋谷へ着くと、道玄坂方面につづく地下を歩き、一番はじの1番出口で地上に出る。
同じ渋谷でも、こちら側にはあまり来たことがない。
円山町の東電OL殺人事件を思い出す。
モスバーガーがあった。次男が渋谷のどこかのモスバーガーでバイトしているらしいのだが、ここにはいなかった。
右の路地に入ったところに、お店はあった。
60年近くの老舗だそうだが、はたして、昔ながらの中華料理屋さんといったかんじだ。
もやしワンタン麺を頼む。
出てきたもやしは炒めたもの、よかった、もやしは炒めに限る。
ワンタンもうまい。
麺は丸太麺でもちもち、この感触が好きだ。
けっこう量はあったが、入ってしまった。
ここのご主人、ブツブツと何事かを常につぶやいている。
「餃子は二階、〇〇麺は◯番~」
不思議なBGMだ。
おなかいっぱいである。
食券がないので、お会計は、帰りに、出口でおかみさんに払うのだが、自己申告制なので、ごまかしが効くかもだ。