東西線で門前仲町駅の6番出口を降り、葛西橋通りをいくと、左側に行列が見えてくるお店。
しばし待ったが、ことのほか早く席に着け、あらかじめ注文をおかみさんがとってくれるので、回転ははやいようだ。
らーめんに味玉を注文する。
らーめんだけだと、メンマ、チャーシューが載り、650円とリ-ズナブルなお値段だ。待っている時に煮干しの香りがしてきたのが、ここも僕向きではないかなと思っていたが、煮干しくささはなくスープもグイグイいける。
これは、うまい。
太めの麺だが、これもうまい。
満足の一杯だった。
お会計の時に、おかみさんにいろいろ聞いてみたら、しょうゆ味で、油を使っていないので、さっぱりとして、煮干しも抑えられているとのこと。
店の雰囲気も良く、ご夫婦の暖かさを感じた。
味もさることながら、また来たいと思わせる接客ぶりに、ほっこりした。
食券もなく、伝票もないのだが、おかみさんとご主人の息はぴったりなようだ。
煮干と豚骨のダブルスープのお店ならここですな。
ちなみに、「こうかいぼう」とは、「広く、皆さんに、望まれる」(広皆望)ような店に、という意味だそうです。