皆さんは、「敵兵を救助せよ」という本をご存知ですか。
それは、太平洋戦争中の感動のエピソードです。
スラバヤ沖海戦で、イギリス海軍のエンカウンターに乗り組んでいたイギリス士官フォール少尉により、最近多くの日本人が知ることとなったエピソードです。
乗り組んでいた船を沈められ漂流していたイギリス人乗組員たち・・・
救助の船は来ない、その時、日本軍の駆逐艦が近づき停止し、彼らを救出し始めたのです。
駆逐艦雷の艦長、工藤俊作の英断により、潜水艦の攻撃があるかもしれない中、艦を停止し、漂流する敵兵を救助したのでした。
422人の敵兵・・・雷の乗組員より多い・・・
また、同じようにエクセターの乗組員376人を駆逐艦電が救出していました。
この話は無抵抗の敵は攻撃しないという、武士道のような清々しさがありますね。
これと対照的なのが、「ダンピールの悲劇」です。ダンピールの悲劇については、以前のブログをどうぞ・・・