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「溝落とし?」 と僕の三大奇跡的ドライブ

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みなさん、「溝落とし」って言葉知ってますか?

赤城山に行ったので、赤城レッドサンズを思い出し、「秋名山のハチロク」を思い出しました。実際は榛名山ですね。

Wikiより

溝落とし(みぞおとし)とは、四輪自動車のイン側のタイヤをわざと道路の雨水溝に落とし、通常より高い速度でコーナーをクリアするドライビングテクニック。状況によって道路の段差などでも使用する事があるため、「溝走り」とも呼ばれる。

ちなみに、「頭文字D」での高橋弟のFDに、この溝落としで最初のバトルに勝利した拓海は、親父との約束の勝った時は「ガソリン満タン」をゲットして、なつきと海に出かけている。
この漫画、親父が、ちょくちょくセッティングを変えているには笑う。


はじめて登場するのは、高橋兄弟の弟の啓介のFDとの対決ですが、これはR32との対決ですね

これやってみたことある方いらっしゃいますか?
僕は、当然というか、イン側の側溝に落としたことはありません。

しかし、なんというか、アウト側の側溝にイン側のタイヤを落としたことはあるのです。
あれは、大学時代、軽井沢から下道でとかの実家に帰るときに・・・

群馬のぶどう峠あたりで、左カーブに入った時に・・・
完全なオーバースピードで進入してしまい・・・
そう、左ヘアピンだったのです。

やべ~、どうにもならん。
外にふくらむ、ふくらむ・・・

右側の路肩は傾斜になっていて草地、そこに乗り上げる感じで、あ~、横転サカサマかと思ったら、横転せずに斜めになったまま、停止・・・

「あれっ」とおもったら、車の外見は無傷・・・
愛車スプリンターのボンネットの砂利や砂や草の切れっ端が、事故ったことを物語っていたけども。

そうだったのです、イン側の左前輪が、アウト側の右側溝にはまり、モノレールみたいに、うまくカーブを乗り切ったのでした。
当時の事故写真どこかにあるはず・・・

これ、「溝落とし」って言えばいいのでしょうか?
逆側のタイヤだから・・・
こんなこと聞いたことないし。

JAFに公衆電話まで歩いて電話して、小海線沿線の街からレッカーがくるのを待つ。
すっかり暗くなった道端で待つ、待つ、待つ。
車載キャリーが来て、ウインチで荷台に乗せられて、お店に。

左ロワー・アームとホイル、タイヤがダメだったが、これぐらいで済んだのが奇跡的と言われた。
偶然、「今夜、夜出で、八王子まで直した事故車を持っていく仕事があるから乗っかっていくかい?」といわれ、お願いして、それまで、お店で仮眠させてもらうことに。

そして、幸運なことに、八王子から、東村山まで近くだからと、家まで送ってもらったのは夜があけた早朝だった。

このスプリンター、ナンバーは4474だった。
お袋は4が多いから縁起悪いと言っていたけど、僕は、「「支障なし」「死傷なし」って読めるでしょっ」と言ったら、「なるほどね」と感心していた。
確かに死傷はなかった。
切迫流産しかけた長男の生還しているし。

ここで、僕の三大奇跡的ドライブ

一番目は、この 溝落とし?
二番目は、凍結路でドリフト
三番目は、日勝峠で三輪走行

一番目の後日談。
一週間後に車を受け取りに中央線、小海線で向かったが、同行するはずの元嫁(当時は彼女)が待ち合わせの時間になっても、高尾駅に到着しない!
30分経って、たまらず&心配して彼女の家に電話すると、お母さんが、「ごめんなさい、さっきでたばっかりなのよ・・・」
えっ~、在来線乗り換えやばいよ・・・
とまあ、こういうことは、よくあったのである、苦笑
それからは、微妙にハンドルのセンターがずれたようで、高速時は、若干カウンター当て気味に運転してた。よく、長男の切迫流産の時に、246をよくも爆走できたものです。



二番目は、やはりスプリンターでの新婚時代に、神立スキー場からの帰路、高速が止まり、徹夜で走った朝の東松山でチェーン外したら、凍結した交差点で、リアがすべり、慌てて逆ハンを本能的に切って、ドリフトで曲がった。同乗者は元嫁。でもね、なんで、雪道、徹夜で翌日祝日だったのに無理して帰ったんだろ?結婚してるんだから、ラブホテルでも堂々と泊まって帰ればよかったのに・・・妙なところで真面目だったな。



三番目は、襟裳岬を回って帯広からの帰りか、WRCを陸別で見た帰りかのどちらかで、夜中の峠越えで、左路肩のオレンジポールが折れた残骸をタイヤにヒットさせてサイドウォールをバーストさせたまま、しばらく何事もなかったかのように三輪走行。駆動輪がパンクしても走り続けた三輪走行も、油圧ハイドロサスのシトロエンGSでは可能だった。後輪を一つ外した三輪走行は動画を見たことがあったが・・・
シトロエンのハイドロサスでこそできた芸当。
通常ならスピンしていたかもしれない。
家族が無事だったのはあのGS君のおかげだ。
ハイドロだと楽チンなジャッキアップ(車高調整機能を使えば楽なのだ)をして、タイヤを交換して、ことなきを得た。
息子たちは後ろのシートでぐっすりでした。家族四人フル乗車。


この車、外観は僕が乗ってたのと、全く同じGSだ

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