Quantcast
Channel: Modell Studio "Gelb und Grau"
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2575

ヴァッフェントレーガーの小話

$
0
0
イメージ 1

イメージ 2


ドイツのヴァッフェントレーガーは、幾つもの種類が計画、試作されましたが、このアルデルト社のヴァッフェントレーガーは10輌生産され、そのうちの一台がクビンカ博物館に現存しています。
大戦末期アルデルト社の社長ギュンター・アルデルト自らが自分の町ブランデンブルク市を防衛するため社員と共に7輌のヴァッフェントレーガーを率いて出撃し戦死したと伝えられています。
開発者自らが社員と共に出撃し、ほぼ全員が戦死するという壮絶で悲壮感漂うエピソードは当時如何に逼迫した状況だったかを思い知らせてくれます。3台はベルリン防衛戦に投入されているようです。
高橋慶史さんのラスカンの表紙の写真でその個体が確認できます。

前述のアルデルト社のヴァッフェントレーガーが量産型に選定された以外には、クルップ/シュタイヤー型、アルデルト/ラインメタル社型が試作車両として造られたようですが正式採用とはなっていません。

中国のトランペッターからは1/35スケールで、アルデルト社8.8cm対戦車砲砲および10.5cm榴弾砲型、クルップ/シュタイヤー型、アルデルト/ラインメタル社型、クルップ社12.8cm対戦車砲型の各タイプが発売されていて、アマゾンで購入が可能なようです。以前は、このうちのいくつかがニューコネクションからもレジンキットがでていたようです。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2575

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>